アメリカでのコロナによる死亡者数がついに10万人を超えた。
さすがにこれだけは「アメリカ、ナンバーワン!」と自慢するやつはいない。
世界各国に比べて感染者数も死者数も格段と多い。
この国の医療技術レベルや予算で、何故こうなるのか。
しかも日本と違って人手不足は社会問題ではない。
これはどう考えても国のリーダーの失策だとしか思えない。
もっとも、感染者数・死者数がリーダーの能力を反映するとは限らない。
ニューヨーク州クオモ知事がその例だ。
コロナ患者に服用すると重篤に陥り易いと言うハイドロキシクロロキン。
ホワイトハウスのあのバカが予防にも効くと吹聴していたあの薬。
身近のスタッフが感染した後、1週間服用していると言っていたけど、ウソだろう。
アメリカの外ではコロナ関連の試験にも使われなくなった。
米国大統領のデスクには毎朝インテリジェンス報告書が提出される。
昨年11月以来、コロナウイルスに関する警告がCIAから継続的に出ていた。
まだアメリカ国内での感染者が少なかった今年2月。
あのバカは「こんなものある日突然消えてなくなる。奇跡のように」と言っていた。
一体何をどう考えているのか。
あのバカの言う事を間に受けていたら死ぬな、とあの頃から思っていた。
あいつのおかげでマスク着用は政治的発言の見なされるようになった。
マスクを付けている人はリベラルで反トランプ。
マスクを付けない人は保守系でトランプ支持。
なんでそうなるんだよ。
「自由を返せ」だの「憲法で保障されている」だのと。
場違いな主張をする人たちが多い。
早過ぎると思われる「再開」も気になる。
バカが多いとアメリカでのコロナは終わらないな。
今日もソーシャル・ディスタンシング|社会的距離を置いて。
生きよう。
2015年3月 サンフランシスコ、ミッション地区
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