Fujifilm X-T3、XF 16-55mm F2.8 R LM WR
FujifilmとLeicaはよく似ていると自分には思える。
レンズにF値リングがあること。
その時の露出設定を確認しやすいこと。
写真全体の雰囲気、パッと見の印象に魅かれる。
色が好き。
ずいぶんとご無沙汰してしまって…
初夏の日本、東京と関西に10日間滞在して、その間晴れたのはこれらの写真を撮りに街ブラしたこの2日間だったという。日本はまぁよく雨が降る。
新宿から大久保、さらに高田馬場へ。
暑い。前日は台風のような強風と豪雨の一日で、カラッと晴れたのはいいけど日本の湿度は拭えない。カメラを手に汗だくで歩いた。
どこでどう間違えたのか、それほど方向音痴でもないのだが高田馬場から東中野へ向かっていたようで、JR東中野駅前の商店街に迷い込む。
腹が空いていたので手打ち蕎麦の店に飛び込んで穴子の一本揚げが付いたせいろを一枚、そしてもう一枚。店内ではオールマンブラザーズのビデオを流しているというなかなかロックな手打ち蕎麦屋さん。店頭にはロックなデコ。面白い。
やはりカメラを持って歩いてもいきなり2、3人の見知らぬ男に囲まれてボッコボコにされてカメラ機材全部盗まれるような心配をしなくてもいい日本の治安の良さはありがたい。
落ち着いて写真を撮りながらの街ブラが出来る、それだけでテンションが上がった。
Lumix GX7Mk3はシャッター音とちょっとしたシャッター振動が手の内で心地良い。LeicaかFujifilmのサブとして使うにはちょうど良い感じ。メインだとちょっと暗くなってからが辛いかな。この時点では今年後期のカメラ&レンズの爆買いをする前だったので、そんな事を考えていた。
5月末から6月初めまで日本へ帰省した。
湿度の高さにやられて2週間ちょっとの滞在で完全にバテてしまった。その間、青空が広がりカラッとした晴天に恵まれたのは1日だけ。やはり日本の気候はすごいな。
一方カメラ・写真の趣味の面ではとても充実していた。ありがたい。
まずLumix GX7Mk3とパナライカDG Summilux 15mm f/1.7 ASPH.のレンズキットとパナライカDG Vario-Elmarit 12-60mm f/2.8-4 ASPH.を購入。早速使い始めたLumixだがこのブランドは初めて(マイクロフォーサーズも初めて)で使用初日は慣れないボタンやメニューを行き来しながら東京都内を歩き回った。
第一印象は本体、レンズ共に使い勝手が良く、レンズはとてもよく写る。マイクロフォーサーズだけあってバッキバキ感もあると思った。
普段は主に単焦点レンズを使うので12-60mmの標準ズームは物珍しい感じでその日の午後あたりからはそれを付けっ放しにしていた。
大きなスーツケースを転がして日本国内を動き回る身には小型・軽量が嬉しい。この携帯性がマイクロフォーサーズの人気(?)の一因なのだろうか。そうであれば頷ける。
下取りに出したカメラは割と高価なものだったので、上記のセット購入後まだソコソコの残高があったのでキャッシュで頂いた。これは後日神戸で新たなカメラの購入にあてる事が出来たので、いい交換だったと思う。
次回はLumix GX7Mk3を片手に都内を撮り歩いた際のスナップを。