小さな写真部屋

写真・カメラとのお付き合い

ホエールウォッチング

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先週水曜日、休暇を取ってホエールウォッチング(クジラ見物)に出かけた。

早朝自宅から南へ車で約45分のモントレーへ。

 

相変わらず霧と煙で覆われている。

モントレーの直ぐ東側では未だに火事が収まっていない。

あまりに霧と煙が濃厚で火事が起こっている山さえ見えなかった。

 

コロナの心配もあるのででっかい船を2人の同僚と3人でチャーターした。

他の観光客が乗ってこないのでソーシャルディスタンシングは万全だ。

 

若い女性船長さんがひとり、海洋生物学者がひとり同伴。

海洋生物学者のグレッグさんは3人だけのチャーターをとても喜んでいた。

「感染しているのに無症状の子供が怖い」とこぼしていた。

 

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この日持ち出した機材は:

Fujifilm X-T3にXF 100-400mm(換算約150-500mm) f/4.5-5.6 R LM OIS WRの望遠ズーム。

Sony A7iiiにZeiss Vario-Tessar FE 16-35mm f/4 ZA OSSの広角ズーム。

 

ほとんどの場合、遠方から観察するらしいので望遠ズームは必要だろう。

また、クジラやイルカは静かに近づく船に関心を示して直ぐ側まで来る場合もある。

その時のために広角ズームを、と考えた。

 

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海面は穏やかに見えるのだが、いざ出てみると結構揺れる。

船酔い対策は万全だった。

 

が、揺れる船の上で重い望遠ズームの手持ちはキツい。

 

やはり煙っぽい大気が影響していたのだろうか。

クジラもイルカも動きはあまりなかった。

 

それもあるし揺れる船上での撮影に慣れないのとでまともな成果は無い。

 

さらに、この日は世界中で報道された「火星のような景色」の日。

おかげでなんとか撮った写真は全てオレンジっぽい。

 

現像過程で調整しても良いのだが、記録として残したい気持ちもある。

だからホワイトバランスや色調は変えていない。

 

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撮り高は無かったものの、初体験のクジラ見物自体は楽しかった。

再度、再々度の体験の可能性は大いにある。

うん、うん、また行きたい!

 

今日もソーシャル・ディスタンシング|社会的距離を置いて。

生きよう。

 

2020年9月 カリフォルニア州モントレー

Fufjifilm X-T3、XF 100-400mm f/4.5-5.6 R LM OIS WR

 

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