緊急事態宣言がなされて後、写真好きの皆さんの写真からも人が居なくなった。
人の居ない街や自宅でのモノ撮りなどが目立つようになった。
物足りなく感じておられる写真家さんたちも多い事だろう。
個人的にそれについてはあまり違和感が無い。
人が居ない街…
オレにとっては「いつ撮るの?今でしょ!」なんだよなぁ。
閑散とした町々を歩き回ってみたい。
その点、今の京都は最高だろうな。
Twitterで見かけた「写癖」という言葉。
フォローさせて頂いている方がハッシュタグで好んで使っておられる。
写真を撮る機材はiPhoneからコンデジ、デジタル一眼へと変化してきた。
だけど被写体を選ぶ傾向はあまり変わっていないなあ。
このブログでもその傾向はひと目で分かる。
インスタでもFlickrでもそれはほぼ同じだ。
被写体としての「人」が居ない。
ネコは好んで撮るのに。
まず、カメラを人に向ける事自体滅多にない。
状況によって人が写り込んだものはあるけど数は圧倒的に少ない。
別の場所では人は単なるアクセントとみなしている感じ。
「これでも良いけど通行人が居ればもう少し面白くなるかなぁ」程度だ。
進歩が無いのか、上達していないのか。
あるいは結局これがオレの写癖なのか。
どちらにせよ、カメラ片手に町ブラしていて、
不審者やストーカーだと思われたとしても、
インスタやTwitterの写真を見せたら、
「こいつは大丈夫だ」と納得してもらえそうな気がする。
今日もソーシャル・ディスタンシング|社会的距離を置いて。
生きよう。
2011年11月 京都、二条通