小さな写真部屋

写真・カメラとのお付き合い

SFベイエリア不動産売買騒動記(その1)

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カリフォルニア州 サンタクルーズ 2018-08-26 Ricoh GR2 | f/2.8 | 1/2500sec. | ISO 100

大変ご無沙汰しました。

2018年1月にこのブログを立ち上げ、順調にアップデート出来ていたのですが…2月末から家を売る、買う家を探す、引越しする…でバタバタしていまして、そのまま一年があっという間に過ぎ去ってしまいました。

このブログをアップデート出来なかった言い訳と言えばそうなんだけど、その間起こった出来事自体、日本の皆さんには面白い話かも知れないので、写真・カメラとはあまり関係無いのですが、シェアすることにしました。

昨年2月末に「今家を売るとなるとどうなるのか?」という単純な疑問から長い間お世話になっている不動産エージェントに電話で問い合わせたところ、「直ぐ会おう」と言われて久しぶりに彼女のオフィスを訪問。

売るのであれば今年夏の不動産売買シーズン盛りにでもと安直に考えていたのですが、エージェントは「今直ぐ売れ」と言います。また急な話…

それ以降、坂を落ちていく石ころのようにこの地域の不動産事情に翻弄されっぱなし。3月中旬には家の家具や持ち物のほとんどを一時的に借り倉庫に入れたり処分したりして買い手に見てもらえるように設定(「ステージング」と呼びます)しました。

3月半ばの週末に土日4時間ずつ、オープンハウスをやったところなんと総数200人の買い手が見に来ました。その週末の後、水曜日の正午をオファーの締め切りにしたのですが、来たオファーがなんと17件。トップ3のオファーは既にエージェントが分別していて、残りの14件のオファーは「問題にならないから見なくてもいい」とのこと。

トップ3の中から最も条件の良いものを選び、その場で即買い手側に電話してオファーを受け入れると伝えました。スピーカーフォーンの向こう側では「YEAH!」という歓声。

売りに出す準備を始めてからわずか3週間、オープンハウスで物件を見せてからわずか3日後には買い手が決まってしまうというスピーディーな過程。しかも売値は買った時の倍以上でした。

サンフランシスコとその周辺ベイエリア地域ではなぜこうなるのか、それは次回お伝えします。

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