小さな写真部屋

写真・カメラとのお付き合い

撮りたいもの

難しい話題ですね。

写真とカメラとのお付き合いをして来た間、撮りたいものを考えるようになったのはごく最近の話です。私の場合、それについてあまり深く考えない方がいいでしょう。

自分の目が自然に行くところ、自然に目にとまるのもの。そんな感じで良いかなと思います。ただし女性を除いて、ですが。

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自宅 2018-02-07 Fujifilm X100F | f/11 | 1/210sec. | ISO 200 | Film Simulation: Classic Chrome

実際、家族や友達との記念写真やスナップ以外、人を撮ろうという気持ちが湧きません。全く人がいない絵という意味ではないのです。

親しい人や知人以外にはカメラを向けたくないというのはたぶん私の性格です。誰かにモデルになってもらって撮影セッションをするのも苦手です。街・ストリートは被写体として知らない人たちにアプローチするのは私にとってかなりの勇気が必要です。

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自宅 2018-02-07 Fujifilm X100F | f/11 | 1/500sec. | ISO 400 | Film Simulation: Acros

線や形やシルエットに目が行きます。街角。見晴らしのいい所。花。ネコ。ミニチュアやフィギュアを卓上で撮ったり。鉄オタ・撮り鉄ではありませんが、鉄道が走る風景は好きです。渋い色・ワビサビの効いた色のもの。

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自宅 2018-02-07 Fujifilm X100F | f/11 | 1/250sec. | ISO 400 | Film Simulation: Monochrome

モノクロはとても好きです。

あと、とても難しいことですが、なるべくならまだ見たことがない絵を撮りたいな。

そうそう、これから二週間ほど引越しの準備でバタバタします。始めた早々申し訳ありませんが、更新は今まで以上に遅くなります。よろしくお願いします。

機材とのふれあい(その2)

Instagramにどっぷりハマっていた頃。iPhone 4, iPhone 4S, iPhone 5と進化している時で、写真のほとんどをiPhoneカメラで撮っていました。

iPhoneカメラや基本的なコントロールが出来るカメラアプリを使ってInstagramにたくさんの絵をアップしていました。

CanonEOS M3を持っていながら、です。しかもボーナスでFujifilm X100も衝動買いしていたにもかかわらず、です。

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京都 2013-12-26 iPhone5 | f/2.4 | 1/24sec. | ISO 50

そのうち、iPhoneカメラやカメラアプリや編集ソフトを使うのが面倒臭くなってきました。小さな平ったい画面でやたら小さいコントロールを設定して平ったいソフトシャッターを押すのがウザったくなってきたんですね。老いつつある目も疲れましたし。

携帯性は優れているのですが、撮りたいと思った時に思うように撮れない。適当に絵だけ撮って編集アプリに頼るクセもついてしまっていました。

ナマケモノの私が向上心を持つことはあまりないのですが、相変わらずiPhoneを使いながらも次第に手に取れるカメラを意識し始めました。

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京都 2013-12-30 iPhone5 | f/2.4 | 1/120sec. | ISO 80

それがきっかけでCanonEOS M3を使うことが多くなりました。

そのすぐ後に今度はCanonのメニューが煩わしいな〜と感じ始めました。世界を回った旅でCanon IXY S410を毎日使ったのでCanonのメニューにはそこそこ慣れていたはずなのですが。

コンピューターみたいだよなぁとか、デジカメだからメニューになるのは分かるけどもっとシンプルなメニュー設定と操作が出来るカメラって無いのか?とか考えてしまいました。私の場合、そういうことは感触的な相性の問題でテクニカルなものではないようです。

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京都 2014-01-04 iPhone5 | f/2.4 | 1/177sec. | ISO 50

Ricoh GRに出会い、しばらく使ってみて相性がいいカメラだと思いました。カスタマイズ無しで出てくる色合いも好きです。すごくコンパクトな割には手の中での質感がしっかり、ちょうど良い重さに感じられました。マクロモードで静かでふんわりとした絵が撮れました。

結局、CanonEOS M3は売ってしまいました。

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